地球は宝石箱❸
~Gift for you from …~
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= Information =
8月に発生したハワイの山火事は地球や人々に甚大な被害を及ぼしてしまいました。
ラハイナでは、浄土宗「ラハイナ浄土院」、真言宗「ラハイナ法光寺」、浄土真宗「ラハイナ本願寺」のいずれの寺も焼失し、僧侶らも避難生活を余儀なくされているそうです。
しかしながらハワイ災害復旧の見通しはまだたっていないとのことで、9月8日に、僧侶3人が高台に並び立ち、「日系人を含む多くの人々は傷ついたが、私たちは未来を見たい」と語り、
宗派を超えて3名で声を合わせて読経し、犠牲者を供養をされたそうです。
★弊GAPAS bizでは、
日本と親族のように身近であるハワイに起こったこの災害拡大の状況に鑑み、微力ではありますが、救済支援の一環として、【特別支援企画】を実施することに致しました。
ハワイ資産に関係する税務・法務的なご相談、コンサルテイングを先着10名様無料、2024年末まで申告報酬は規定の半額にてご対応させていただくことにいたしました。
(ただし実費がかかる場合は別途になります)
ニーズの状況では対応枠を拡大します。
私どもは、少なからず被害に遭われた方々の支援のお役にたてるように尽力できたらと考えております。
今後このようなことでお困りのお客様はお申し出くださいませ。
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= Information =
弊社 seventh sense group のホームページが洗練され、リニューアルされました。
引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします ^^
★ New
URL. https://seventh-sense.co.jp/wp
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8月のめるまがでは日米の遺産税・贈与税を記載しております。
■1■. 米国の贈与税・遺産税
米国では統一移転税制という方法によって、贈与税と相続税(遺産税)は一体になっているのですね。
いわゆる、米国の相続に関する税金は、遺産税・贈与税・世代飛び移転税の3つの税金で補完されています。
(※ 世代飛び移転税とは、孫やその子孫への遺贈で、税金が回避されることがないような仕組みで、追加で課税されるというわけではありません)
=== Overview of Federal Estate Tax ===
~ 米国の連邦相続税の計算の概要 ~
米国の遺産税であるFederal estate tax は、生まれてから亡くなるまでの財産の移転をトータルし、これにUnified transfer tax rateを乗じて税額を求める仕組みになっているんですね。
そこから生前の贈与税総額差し引くことで計算される仕組みになっています。
(作図:筆者作成)
=米国の相次相続控除=
米国でも日本と同じように相次相続控除があります。
内容は、被相続人の死亡前10年以内または死亡後2年以内に死亡した者(前の被相続人)から今回の被相続人が相続遺贈された財産がある場合には、前の被相続人が今回の相続開始2年前に死亡している場合は100%、2年超4年以内は80%、4年超6年以内は60%、6年超8年以内は40%、8年超10年以内は20%の割合で、前の被相続人の遺産税の税額控除が可能になります(IRC20138(a))。
これは被相続人が米国非居住者外国人の場合でも適用可能です(IRC2013(a).2102(a))。
■2■. 日本の贈与税・相続税について
=== Overview of Inheritance Tax in Japan ===
~ 日本の相続税の計算の概要 ~
日本の相続税は、米国のように生前に贈与した全財産が加算されて精算されるのではなく、被相続人の死亡日前3年以内の贈与についてが相続財産に持ち戻しされます。
但し、2024年以降は次のような改正が入ることになっています。
=相続税の税制改正について=
2024年(R6)1/1以降の贈与からは3年以内持ち戻しの加算期間が7年に延長されます。
この改正で影響がでるのは、2027年(R9)1/2以降開始相続からで、加算期間は順次延長され2031年(R13 )1/1以降開始相続から加算期間は完全に7年間となるのですね。
但し、延長した4年間に受けた贈与については、総額100万円までの金額は相続財産に加算しなくてよいことになっています。
(作図:筆者作成)
※逆に、民法の改正では、遺留分の持ち戻しが「期間制限無し」から、「相続開始前10年間」の贈与に限定されています(2019/7施行)。
★なお、わが国日本の贈与税制度には、“暦年贈与課税”と“相続時精算課税”制度がありますが、相続時精算課税制度は、国籍や居住地に関係なく、国外財産でも適用可能なのですね(相法21の9①、措置法70の2の6)。
■3■. 日本と米国の相続税・贈与税のちがい
このような点を比較すると米国と日本の贈与・相続税の制度の違いは大きくは
次の表のようになります。
(作表:筆者作成)
=ちがいのPOINTは…=
➢ 日本は法務的には包括主義・税務的には遺産取得課税方式ですが、米国は法務的はに管理清算主義・税務的には遺産課税方式なのです。
➢ 税金を負担する人が日本ではあげた人、米国ではもらった人になり反対になりますね。
➢ 相続税の計算の際に贈与した財産をどこまで相続財産として加算するかですが、日本は3年(改正で7年)、米国では一生涯など異なっていますね。
➢ 米国では、ご夫婦間での贈与分割や、配偶者未済控除額を引き継ぐことが可能です。
死亡配偶者の未使用分を生存配偶者に渡すことができるので、夫婦の子に対する遺産税の基礎控除可能額は、2倍になります。
たとえば2023年であれば、12,920万㌦×2=25,840万㌦まで、子は控除が可能になります。
➢ 配偶者への贈与は非課税、
共有名義時は贈与税がかからないなどの多くの夫婦間優遇税制がある点は、日本の個人単独の課税とは異なっていますね。
➢ 米国では、非市民、永住権、非居住外国人、配偶者以外、ドミサイル判定等によって控除額が異なってきます。
(表:筆者作成)
➢ 相続税の申告期限ですが、日本は相続開始日から10か月、米国は9か月以内です。
などなど。
★★ 青い宝石 ★★☆彡
地球はそれ自体が美しい青い宝石のようであり、その表面の大部分は海洋に覆われています。
この青い宝石は、私たちの生命を支え、驚くべき生態系が存在していますね。
地球の地表は多様な地形や生態系で溢れており、それぞれが異なる色や模様の宝石のようです。
山々、森林、砂漠、湖、川など、多くの美しい景色が存在しています。
そして、めるまがでご紹介したように、地球には貴重な資源が埋蔵されており、金、ダイヤモンド、宝石、鉱物などが地下に隠されていますよ。
そしてこれらの資源は人類の文明を支えています。
地球は宇宙の中で唯一の知られた生命の宝石箱であり、他の惑星と比較しても非常に特別で貴重な存在になっています。
★地球は宝石箱!?私たちはこの美しい球から多くのGiftをもらっています。
靴底の下から、どっしりと私達を支えてくれている地球の多様性に感謝しつつ、その環境の保護にとり組みながら…
そして、みんなとお互いにGiftしあえるステキな関係を築く・・
そんな重要性を感じたりします^^
= G20 summit in INDIA
on 9.9.2023 = (筆者加工)
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